2014年06月14日

「中性子捕獲療法」とは?

問題1.次の文章は何について説明しているか?


放射線療法の一つ。

中性子捕捉療法、ホウ素中性子捕獲療法boron neutron capture therapyともいう。

原子炉を用いたエネルギーの比較的低い熱中性子照射治療である。

ホウ素化合物(ボロン化合物)をあらかじめ腫瘍細胞内に点滴等で取り込ませておき、原子炉で発生させた熱中性子線を、体外から照射する。

ホウ素と熱中性子との核反応により発生する強力な粒子線(α(アルファ)線とリチウム線)が腫瘍細胞を選択的に破壊する。


(1)中性子捕獲療法  (2)ホウ素感受性療法






」」」」」」」」」」」」
   答え
」」」」」」」」」」」」

(1)中性子捕獲療法


【解説】

中性子捕獲療法は、隣接する正常細胞に影響を与えることなく選択的に腫瘍細胞を消滅させることができる大変優れた治療法であるが、中性子線を発生するためには原子炉が必要であるため対応できる治療施設は限られており、一般の病院でも設置できる中性子加速器の開発が望まれている。

また治療効果を高めるため、腫瘍細胞により選択的に取り込まれる新しいホウ素化合物を研究・開発することも不可欠である。








問題2.次の説明文は何を説明しているか?

低周波電流を利用した治療法で、周波数毎秒1万サイクル以下の交流あるいは同程度の断続平流を用いるが、普通は後者すなわち平流治療を意味することが多い。

なお、回路を流れる電流がつねに一定の方向と大きさをもつ直流のことを、医療上、平流とよんでいる。


(1)超音波療法      (2)低周波療法       





」」」」」」」」」」」」
   答え
」」」」」」」」」」」」

(2)低周波療法  


【補助解説】

平流治療は、おもに神経や血管障害の治療に用いられる電気治療の一種である。




問題3.次の説明文は何を説明しているか?

在宅の療養者が心身機能の維持・向上のために日帰りで受ける治療のこと。

精神障害者のデイ・ケアは1946年にイギリスのビエラJ. BiererとカナダのキャメロンE. Cameronによって始められた。


(1)デイ・ケア      (2)箱庭療法  





」」」」」」」」」」」」
   答え
」」」」」」」」」」」」


(1)デイ・ケア 

【解説】

精神科デイ・ケアは精神科通院医療の一形態で、精神障害者等に対しておおむね日中6時間程度、医師の指示と十分な指導・監督のもとで作業療法士、看護師、精神科ソーシャルワーカー、臨床心理技術者等によって集団精神療法、作業指導、レクリエーション活動、創作活動、生活指導などのほか療養指導が行われる。


ちなみに「箱庭療法」とは心理療法の一種で、箱の中にクライエントが、セラピストが見守る中で自由に部屋にあるおもちゃを入れていく手法。





問題4.次の説明文は何を説明しているか?

臓器提供に関する自己の意思を記入するカード。

臓器提供意思表示カードともいう。


(1)ドナーカード   (2)レシピエントカード






」」」」」」」」」」」」
   答え
」」」」」」」」」」」」

(1)ドナーカード





問題5.次の説明文は何を説明しているか?

臓器斡旋(あっせん)を行う厚生労働大臣認可の社団法人。

臓器を提供してもよいという人(ドナー)やその家族の意思を生かし、臓器を提供してもらいたいという人(レシピエント)に最善の方法で臓器が贈られるように橋渡しをする日本で唯一の組織である。

(1)日本臓器移植学会    (2)日本臓器移植ネットワーク








」」」」」」」」」」」」
   答え
」」」」」」」」」」」」


(2)日本臓器移植ネットワーク



posted by ホーライ at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 放射線療法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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