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■4)臨床検査項目の問題
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問題1.次の説明に該当するのは?
代表的な急性相反応物質。炎症性疾患や体内組織の崩壊がある場合に血中で増加し、炎症マーカーとして用いられる。
(1)ChE (2)C反応性蛋白(CRP)
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答え
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(2)C反応性蛋白(CRP)
【参考】
(1)ChE = コリンエステラーゼ
コリンエステルをコリンと有機酸に加水分解する酵素。
主に肝疾患により低下し、有機リン剤による中毒でも低値をとる。
問題2.次の説明に該当するのは?
骨格筋や心筋の崩壊を反映して上昇する酵素。
急性心筋梗塞や多発性筋炎で上昇。
(1)CK (2)CA15-3
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答え
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(1)CK = CPK, クレアチンキナーゼ
【参考】
(2)CA15-3 = 乳癌の再発・転移のモニタリングに有用な血中腫瘍マーカー。
問題3.次の説明に該当するのは?
主に卵巣癌に有効な血中腫瘍マーカー。
子宮内膜症と子宮筋腫の鑑別にも用いられる。
(1)CA125 (2)Cr
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答え
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(1)CA125
【参考】
(2)Cr = クロム
欠乏により脂質や蛋白代謝系に障害を生じる微量必須金属。
問題4.次の説明に該当するのは?
肝でグルクロン酸抱合を受けたビリルビン。
総ビリルビンとともに、肝疾患の診断、黄疸の鑑別などに重要な検査。
(1)DHT (2)D-BIL
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答え
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(2)D-BIL = 直接ビリルビン
【参考】
(1)DHT= 5α-ジハイドロテストステロン
最も活性の強い男性ホルモンであるテストステロンの代謝産物。
テストステロンとの同時測定で5α-reductase欠損症を診断。
問題5.次の説明に該当するのは?
骨基質の代謝産物。
骨量減少をきたす代謝性疾患や癌の骨転移で尿中濃度が上昇。
(1)EPO (2)Dpyr
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答え
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(2)Dpyr = デオキシピリジノリン
【参考】
(1)EPO = エリスロポエチン
腎臓から分泌される造血ホルモン。
腎性貧血の診断や、多血症の鑑別のために測定される。