2014年07月27日

水俣病とは?

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3)超入門・基礎医学、薬学の試験問題 (S269) 
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問題1.次の文章は何について説明しているか?

熊本県と新潟県の河川流域に再度にわたって発生をみた有機水銀
(メチル水銀)中毒で、日本の代表的な公害病の一つである。

(1) SMON   (2)水俣病





」」」」」」」」」」
   正解
」」」」」」」」」」

(2)水俣病


【参考】

(1) SMON (スモン)

整腸剤キノホルムによる薬害。
1955年頃より発生し、1967〜1968年頃に多量発生した。

SMONは「subacute myelo-optico-neuropathy」の略称、別名:亜急性脊髄視神経症







問題2.次の説明文は何を説明しているか?

A群溶血性連鎖球菌(溶連菌)による扁桃を中心とした上気道感染に個体の免疫応答
が加わって発症する全身性の炎症疾患で、膠原病の一つとされる。

溶連菌感染後に発症するが溶連菌感染症ではなく、溶連菌の毒素に対する抗体が
発症に関連するものとみられており、溶連菌は検出されない。

溶連菌感染者の3%前後が発症し、5〜15歳の小児に多い。後遺症として心臓弁膜症が
多くみられるのが特徴である。


(1)rickettsiosis    (2)rheumatic fever




    


」」」」」」」」」」
   正解
」」」」」」」」」」

(2)rheumatic fever (リウマチ熱)


【参考】

(1)rickettsiosis(リケッチア症)

リケッチア科に属する微生物を病原体とする感染症で、発疹チフス、発疹熱、
ロッキー山紅斑熱、つつが虫病、紅斑熱リケッチア症、Q熱、五日熱などが含まれ、
それぞれ病原リケッチアを異にする。




問題3.次の説明文は何を説明しているか?

生体に感染後、逆転写酵素を合成できるウイルスの総称。
エイズウイルス(HIV)、成人T細胞白血病(ATL)の原因ウイルス(HTLV‐1)などが知られている。


(1)Norovirus (2)Retrovirus





」」」」」」」」」」
   正解
」」」」」」」」」」

(2)Retrovirus  (レトロウイルス) 


【参考】

(1)Norovirus(ノロウイルス)

非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種である。

カキなどの貝類の摂食による食中毒の原因になるほか、感染したヒトの糞便や嘔吐物、
あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染する。

ノロウイルスによる集団感染は世界各地の学校や養護施設などで散発的に発生している。

「NV」や「NoV」と略される。

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2014年07月07日

脊髄炎の特徴は?

問題1.次の文章は何について説明しているか?

ウイルスや種々の感染症、アレルギーなどによって急性ないし亜急性に、
びまん性または散在性の炎症が脊髄にみられる病気で、原因不明のものも少なくない。

近年、多発性硬化症に似た脱髄性のびまん性散在性の脳脊髄炎が多くみられ
、原因不明の脊髄炎の数は著しく減少している。

(1)赤痢   (2)脊髄炎





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   正解
」」」」」」」」」」

(2)脊髄炎

症状としては、急性ないし亜急性に四肢の痛み、発熱に引き続き、四肢の
弛緩性麻痺、知覚鈍麻ないし知覚脱失などが、病巣に一致する脊髄節以下
にみられ、膀胱・直腸障害をおこす。

慢性例では病巣以下に褥創をおこしやすく、二次性の感染症をおこして
死亡することもある。

脱髄性脊髄炎はインフルエンザや麻疹にかかり、回復したのち、または
予防注射などによっておこるアレルギー性の脊髄炎で、白質である脊髄
神経路がおもに冒されるが、回復も早く、痕跡を残さず治癒する例が多い。

治療は、急性期には絶対安静とし、副腎皮質ステロイドの
投与を行うと効果がある。

なお、多発性硬化症の一型であるデビック病は、急性の脊髄炎による
対麻痺と眼症状(視力低下から完全失明にまで至る視力障害)が同時
にみられるもので、視神経(視束)脊髄炎とよばれている。



【参考】

赤痢

dysentery

血液を混じた赤い下痢をおこす病気というのが病名の由来で、
発熱、粘血便を混じた頻回の下痢、下腹部痛、しぶり腹を主
症状とした腸管感染症をいう。

感染症予防・医療法(感染症法)により分類されている感染症で、
病原体によって細菌性赤痢(3類感染症)とアメーバ赤痢(5類感染症)
に分けられる。

しかし、アメーバ赤痢は熱帯地方に多くみられ、日本ではまれ
なため、単に赤痢といえば普通、細菌性赤痢をさす。





問題2.次の説明文は何を説明しているか?

原虫の一種である腟トリコモナスの感染によっておこる腟炎である。
性行為感染症の一つとされているが、浴槽、便器、下着、浴用タオ
ルなどに付着した帯下(たいげ)(おりもの)も感染源となる。

(1)腟トリコモナス症    (2)腸炎ビブリオ症
     





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   正解
」」」」」」」」」」

(1)腟トリコモナス症 

症状としては、帯下が多くなり、外陰掻痒(そうよう)感を伴うほか、
外陰部や腟部の灼熱感および発赤、性交時疼痛などもある。
とくに帯下の性状は特徴的で、牛乳様、希薄膿様の帯下にしばしば泡沫を混ずる。

治療としては、再発防止のため患者および配偶者に対して抗トリコモナス剤
(メトロニダゾールやチニダゾールなど)を同時に経口投与する。
ただし、妊婦に対しては内服を避け、抗トリコモナス剤含有腟錠を用いる。


【参考】

腸炎ビブリオ症

腸炎ビブリオVibrio parahaemolyticusによっておこる感染症で、
日本における細菌性食中毒のなかで、サルモネラ食中毒に次い
で重要な食中毒である。
7月から9月上旬にかけての夏季をピークとし、6月下旬から10月
上旬までの間に集中的に発生するのが特徴の一つである。






問題3.次の説明文は何を説明しているか?

発疹の性状と出現部位に特徴のある感染症で、おもにエンテロ
ウイルスに属するコクサッキーウイルスの感染により、
手足や口の中に水疱性の発疹が現れる疾患である。

(1)天然痘  (2)手足口病





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   正解
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(2)手足口病

1957年にカナダのトロントで流行したときに病原ウイルスが発見された
比較的新しい疾患であるが、その後に世界各地でも流行がみられ、
かなり普遍的な疾患であることが認められた。

最初はコクサッキーウイルスA16型(CA16型)による流行がみられたが、
その後エンテロウイルス71型(E71型)による流行もあり、他の型の
エンテロウイルスによる手足口病の散発例も報告されているところから、
手足口病はCA16型によるものが多いが、他のエンテロウイルス
(とくにE71型)の感染でもみられる症候群と考えられるようになった。



【参考】

(1)天然痘

痘瘡(とうそう)、疱瘡(ほうそう)ともよばれ、伝染力がきわめて強く、
昔は大流行を繰り返して多数の死亡者を出した急性発疹性伝染病で、
WHO(世界保健機関)の根絶宣言で知られる。

天然痘は人類だけが罹患する病気であり、種痘によって予防できる
病気であることに着目して、天然痘の発生地域に種痘を徹底的に実施したのである。


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2014年06月28日

スモン(SMON)とは?

問題1.次の文章は何について説明しているか?

近年、新しいヒトの腸炎として世界各地で注目されている疾患。

細菌性下痢症の原因菌としては、赤痢菌、腸炎ビブリオ、病原性大腸菌、コレラ菌、サルモネラ菌などが代表的なものであるが、このカンピロバクター・ジェジュニイCampylobacter jejuniは微好気性のグラム陰性、彎曲(わんきょく)した桿菌(かんきん)で、元来、ウシの流産の原因菌として獣医学領域で重要視されていたものの同類である。

(1)カンピロバクター腸炎   (2)過敏性腸症候群





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   正解
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(1)カンピロバクター腸炎


空腸と回腸に病変があって水様性の下痢が1日に数回から十数回に及び、腹痛、発熱、嘔吐を伴うことがあり、しばしば粘血便もみられる。

下痢は長くて10日間ぐらい持続するので、水分の補給が必要である。

エリスロマイシンなどマクロライド系の抗生物質が著効を示すが、セファロスポリン系薬剤などには耐性を示すので、投薬を誤ると症状の消失が長引く。

なお、集団発生する場合が多く、行政上、食中毒として扱われる。


【参考】

過敏性腸症候群

主として大腸の運動および分泌機能の異常で起こる病気の総称。

検査を行っても炎症や潰瘍など目に見える異常が認められないにもかかわらず、下痢や便秘、ガス過多による下腹部の張りなどの症状が起こる。

以前は大腸の機能の異常によって引き起こされる病気ということで「過敏性大腸症候群」と呼ばれていたが、最近では、大腸だけではなく小腸にも関係することなどからこのように呼ばれている。







問題2.次の説明文は何を説明しているか?

いったん発病すると中枢神経が侵されて数日間で死亡する疾患。人獣共通感染症の一つで、恐水病hydrophobiaともよばれ、「感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)では4類感染症に分類されている。

(1)狂犬病     (2)風疹
     





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   正解
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(1)狂犬病 

日本では従来、イヌのみが狂犬病予防法の対象であったが、1999年(平成11)からネコ、アライグマ、キツネおよびスカンクも輸出入検疫が実施されることになった。

これは日本を含むごく一部の国を除いて、世界各地で現在なおイヌやネコ、その他の野生動物の間で流行がみられ、狂犬病にかかっている病獣による被害者や死亡者が多数報告されているからである。



【参考】

風疹

一般に日本では三日はしかとしても知られる。

風疹にかかった人は免疫ができ、二度とかからないといわれるが、ごくまれに再感染の事例はある。

妊娠初期に妊婦が感染した場合の先天性風疹症候群が大きな問題となる。

効果的な治療法は無く、ワクチンによる予防が最も重要である。




問題3.次の説明文は何を説明しているか?

抗毒素など高度に免疫された免疫血清を注射して感染症の治療を行う方法をいう。

ワクチン療法を代表とする能動的免疫療法に対して、受動的免疫療法である。

(1)抗体療法  (2)血清療法







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   正解
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(2)血清療法

【参考】

抗体療法

抗体(特定の腫瘍細胞を直接死滅させる作用または免疫系を刺激して腫瘍細胞を死滅させる作用を有する物質)を用いた治療法。





問題4.次の説明文は何を説明しているか?

胎児期または周産期におこる母から子への感染を総称する。

感染経路としては経卵感染、経胎盤感染、産道感染、母乳感染があるが、ヒトの場合はおもに産道感染で、経卵感染の例はまだ知られていない。

(1)水平感染    (2)垂直感染




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   正解
」」」」」」」」」」

(2)垂直感染



【参考】

水平感染

経胎盤感染や産道感染など胎児期や周産期に母から子へ感染する垂直感染が発見されてから、これに対して一般的な不特定多数の人々の間におこる感染を水平感染とよぶようになった。








問題5.次の説明文は何を説明しているか?

亜急性脊髄視神経障害(subacute myelo-optico-neuropathy)の頭文字をとった病名で、まだ原因不明のときに名づけられたもの。

現在ではキノホルム剤服用による中毒性神経障害とよぶべきものである。

(1)スモン(SMON)   (2)サリドマイド





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   正解
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(1)スモン(SMON)

昭和30年代の初めころから、日本で多数の患者が発生した原因不明の神経疾患であったが、1970年(昭和45)キノホルム剤服用により生ずる中毒性神経疾患の疑いが濃くなり、キノホルム剤の販売中止とともに患者の発症がみられなくなった。

1972年3月、原因はキノホルム剤服用によるものと結論され、厚生省(現厚生労働省)では特定疾患(難病)の一つとしてその対策が講じられた。

近年における薬害の一つとして重大な反省を迫られる疾患であり、新しい患者の発生はなくなったが、後遺症に悩む多数の患者に対する補償と治療、患者の社会復帰が大きな問題となっている。



【参考】

サリドマイド

サリドマイド (thalidomide) とは、1957年にグリュネンタール社(西独)が開発・発売した睡眠薬の名称である。

サリドマイドは、睡眠薬として即効性があるなど優れた特長を持っていたため、世界各国で販売(米国を除く)されていた。

しかし、サリドマイドを妊婦が飲んだ場合、奇形児(特に上肢の短縮)が生まれる可能性が高いことが分かってきて(レンツ警告、1961年11月)、先進国では直ちに販売中止、そして製品は回収された。

日本国内のサリドマイドは、大日本製薬株式会社(現・大日本住友製薬株式会社)が独自の製法を用いて合成を行い、1958年から販売を開始していた。

しかし、副作用が世界的な社会問題になってから製品の回収を終えるまで、約2年かかっている。 1

964年、全くの偶然から、サリドマイドがハンセン病患者に多発する難治性の皮膚炎(結節性紅斑)に劇的に効くことが確かめられた。

そしてその後、各種の難治性疾患に対する研究が進められた。

そうした中で、1998年、FDA(アメリカ食品医薬品局)は、サリドマイドの販売をついに許可した(1960年前後、不許可のまま)。

日本では、2009年2月、サリドマイドの販売が再開された。

なお、日本での効能・効果は「再発又は難治性の多発性骨髄腫」となっている。

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2014年06月22日

『成人T細胞白血病』とは?

問題1.次の文章は何について説明しているか?

1982年9月、acquired immune deficiency syndromeの頭文字
をとって名づけられ、わが国では後天性免疫不全症候群と呼称された。

(1)成人T細胞白血病   (2)エイズ





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   正解
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(2)エイズ


本症は、ヒトがHIV(ヒト免疫不全ウイルスhuman immunodeficiency virus)
に感染した結果、細胞性免疫不全状態となり、感染抵抗力が低下して
日和見(ひよりみ)感染(普通の免疫状態では侵されない弱毒微生物
による感染)、神経障害あるいは二次的悪性腫瘍を発症した病像である。


【参考】

成人T細胞白血病

ATL, Adult T-cell leukemia、成人T細胞白血病/リンパ腫、- leukemia/lymphoma)は、
腫瘍ウイルスであるHTLV-1感染を原因とする白血病、もしくは悪性リンパ腫である。







問題2.次の説明文は何を説明しているか?

抗生物質が効かないメチシリン耐性黄色ブドウ球菌による感染症。

(1)MRSA感染症     (2)エボラ出血熱     






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   正解
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(1)MRSA感染症

日本では1980年代後半からその院内感染が深刻な問題になっている。
この菌はメチシリンをはじめ、ほとんどの抗生物質に抵抗力をもつ。



【参考】

エボラ出血熱

死亡率の高いウイルス性出血熱のひとつ。
日本では感染症予防・医療法(感染症法)により、1類感染症に分類され、
検疫法により検疫感染症(検疫伝染病)に指定されている。

1995年ザイール(現在のコンゴ民主共和国)で流行、315人が感染し77%の244人が死亡した。






問題3.次の説明文は何を説明しているか?

もともと鳥類の伝染病であるが、病原体をもつ飼い鳥(インコ、オウム、
カナリア、ジュウシマツ、ブンチョウなどの輸入鳥)や野鳥のドバトな
どとの接触によってヒトにも感染する。

病原体はオウム病クラミジアChlamydia psittaciで、汚染された羽毛や
分泌物、排泄物などの吸入や咬傷によって感染するが、鳥の糞が乾燥飛散
したときに吸入する場合が多い。

(1)オウム病   (2)鳥インフルエンザ







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   正解
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(1)オウム病

【参考】

鳥インフルエン

(英語:Avian influenza, Avian flu, bird flu)とは、
A型インフルエンザウイルスが鳥類に感染して起きる鳥類の感染症である。

鳥インフルエンザウイルスは、野生の水禽類(アヒルなどのカモ類)を
自然宿主として存在しており、若鳥に20%の感染が見出されることもある。







問題4.次の説明文は何を説明しているか?

ムンプスmumpusともいい、ムンプスウイルスの感染によっておこる
急性伝染病で、高熱を出して耳下腺が腫れ、お多福のような特有の
顔つきになるところから、俗に「おたふくかぜ」とよばれる。

(1)麻疹     (2)流行性耳下腺炎




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   正解
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(2)流行性耳下腺炎

【参考】

麻疹

麻疹(ましん、英: measles, rubeola、痲疹とも)は、ウイルス感染症の一種。

伝染力が非常に強く、世界保健機関WHOの推計によれば、2004年の全世界の患者
数は約40万人で、東南アジア、中近東、アフリカで多く発生している。「麻疹」
と書いて「はしか」とも読み、日本では一般にはこちらの方が知られている。

近年は「疹」の字が常用漢字でないため「麻しん」とも書かれる






問題5.次の説明文は何を説明しているか?

線形動物門双腺(そうせん)綱回虫目に属する寄生虫の総称。

(1)回虫    (2)線虫





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   正解
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(1)回虫

狭義にはヒトに寄生する回虫をさすが、ブタ、イヌ、ネコ、ウマ、ウシ、
ニワトリなどにもそれぞれ固有の回虫が寄生する。


【参考】

線虫

線形動物(せんけいどうぶつ、学名:Nematoda、英名:Nematode, Roundworm)は、
線形動物門に属する動物の総称である。

線虫ともいう。

かつてはハリガネムシなどの類線形動物 (Nematomorpha) も含んだが、
現在は別の門とするのが一般的。

また、日本では袋形動物門の一綱として腹毛動物や、鰓曳動物、動吻
動物などとまとめられていたこともあった。回虫、鞭虫などが含まれる。


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2014年06月11日

「臓器移植法」とは?

問題1.次の文章は何について説明しているか?


脳死者からの臓器移植を可能とする法律で、正式名称は「臓器の移植に関する法律」(平成9年法律104号)。




(1)脳死判定法  (2)臓器移植法






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   答え
」」」」」」」」」」」」

(2)臓器移植法


【解説】

日本では死体から臓器を摘出する際、長い間法律的に問題があった。

1979年(昭和54)に「角膜及び腎臓(じんぞう)の移植に関する法律」
が成立し、腎移植に使用されるための腎臓を死体から摘出することが
法律的に初めて認められるようになった。






問題2.次の説明文は何を説明しているか?

ある病気の患者を治療するとき、その病気の真の原因に対して治療
する原因療法に対し、その病気の症状として現れてきたものに対し
て治療を行う方法


(1)対症療法      (2)症状緩和法       





」」」」」」」」」」」」
   答え
」」」」」」」」」」」」

(1)対症療法 


【補助解説】

反対の言葉は「根治療法」「原因療法」




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